日々、ふくふく

いろんな感想

吉澤嘉代子 お茶会ツアー(岐阜公演)

 

 


2019/11/09

吉澤嘉代子のお茶会ツアー 岐阜公演に行ってきました。台風で延期になってしまったため、なんとまさかの岐阜でツアーファイナル?!これはこれで嬉しいし、行ける日程で本当に助かりました。

すぐ忘れてしまうので記憶が曖昧なところや主観の解釈や感想で同じことを何度も言いますが悪しからず。

 

 

【セットリスト】

01.月曜日戦争

02.奇麗

03.手品

-クイズコーナー:吉澤嘉代子検定!何級?

吉澤嘉代子ゲーム-

04.魔法はまだ

05.曇天

06.地獄タクシー

07.シーラカンス通り

-すなっく嘉代子-

08.アボカド

09.よるの向日葵

10.残ってる

11.movie

12.一角獣

-encore-

13.美少女

14.抱きしめたいの

15.ミューズ→東京絶景

 

 

 衣装は、黒地に花柄が映えるドレスに大ぶりな赤いリボン。遠目だからわからないけど、ベロア生地っぽくてめちゃくちゃカワイイ。髪型はポニーテールにしてて歌うたび、ギターを掻き鳴らすたびにゆれるのが美しかった。

 

 


01.月曜日戦争

ゆったり始まりピアノ伴奏の月曜日戦争。真っ暗な舞台に出てきて椅子に座って、伴奏の方に向き歌う姿がライトに照らされた瞬間歌い始まり、美しさたるや。ライトで顔の一部しか見えてないのにこんなにも美しいなんて。

 

02.綺麗

「きらっきらっ」「ぴかっぴかっ」とか可愛い言葉が出てくるし、曲もすごくポップなのに、よくよく聴くと詩が、別れた後のあの人に、「あの頃のわたしをいつまでも綺麗だって思ってて欲しいな」みたいな歌詞で、そのギャップに驚いて涙がブワーっとでてきた。わたしは普段曲聴いてても歌詞のことは深く考えないのですが、ライブに行くとその臨場感からか、詩に聞き入ってしまうことがあり、今回もそれが発動していました。「きらっきらっ」のとき嘉代子さんは手でキラキラした振りをしてとっても可愛らしい動作なのですが、歌い方がどこか辛そうというかすがってるような声に感じてそれにも泣いてしまった。


03.手品

前奏で、嘉代子さんが棒を赤い布に変える簡単なマジックをしてルンルンしてるのめちゃくちゃ可愛すぎる😭😭😭

この曲もすごく可愛らしい曲調なんだけど、またもや歌詞に注目すると、前半で「星が散って花が咲いて」が後半になると「星が砕けて花が枯れて」「手品が終わる」とかちょっと切ない気持ちになってしまう。詩がとても美しい。

 

-クイズ&吉澤嘉代子ゲーム-

吉澤嘉代子のことをどれだけ知ってるか検定〜!みたいなタイトルだった気がする。正解者には、、ルマンドをプレゼント〜!って、、\カワイイかよ〜〜〜/とわたしの脳内で大絶賛。ルマンドはみんな大好き。

吉澤嘉代子ゲームは、正解者5人の中からさらにトップオブトップを決めるべく、千田光男ゲームよろしく吉澤嘉代子ゲーム。吉澤→嘉代子が→だいすき〜!と言い合うゲーム。やさしい世界かよ😇

 

04.魔法はまだ

YUKIさんへの楽曲提供曲をセルフカバーして歌っていました。YUKIさんが歌ってそう!と思いつつ、嘉代子の曲にもありそう〜!と思えるお互いの魅力がふんだんに盛り込まれてステキなケミストリーが起きていた。まさに推しと推しの融合。わたしの周りで本当にこういうこと多いんですが、誰かわたしのためにやってくれてる?!わたしが好きなものは間違っていなかった【完】


05.曇天

エビ中提供曲。これをアイドルというか若い子たちに歌わせる感じとてもいい〜〜〜!!これも悲しくてなんか美しい曲だった。


06.地獄タクシー

ライブで聴く地獄タクシーは最高。物語の世界観があって、会場全体が一気にその世界に染まる感じがとても好き。ライトで真っ赤に染まる嘉代子さん美しい。


07.シーラカンス通り

この06.07の流れが神セトリすぎる。どちらもかっこいい曲で大好きです。最後の「あぁ、あぁ、あぁ、あああーーーーー」という叫びが、心の叫びを爆発して吐露したように感じて、あと生で聴く嘉代子さんの叫びが、耳や体や空間にビリビリ響いて涙が出てくる。


-すなっく嘉代子-

ライブ前に募った相談や質問に嘉代子さんが答えていくコーナー。伊澤さんも一緒に答えちゃってます。赤裸々な恋愛相談にほんわかした空気でした。


08.アボカド

すなっく嘉代子からの「いっしょにアボカド歌いたい人〜(挙手制)」で当たった人と嘉代子さんが歌う☺️微笑みの極み☺️


09.よるの向日葵

10.残ってる

09.10.この2曲は伊澤さんと収録した曲で、ピアノ伴奏がとても美しかった。どちらもとても好きだ。伊澤さんのCD音源とは違う今回ならではのアレンジがとても綺麗で素敵だった。その音源ください…いや、またライブに行って聴きたい。


11.movie


12.一角獣

子どもに戻りたい人の歌と説明していた。

 


-encore-


13.美少女

この曲も詩が…胸にグサーっときます。「恋がしたい…美少女になれたなら」という歌詞が、美少女じゃない自分への皮肉が混じってる気がして、恋する喜びはあっても物陰からその人を見てるだけで、自分なんかが…と卑下しているようでなんだかひどく悲しい。うぅっうぅっ…とても美しく歌われている。

同じこと何回も言いますが、というか嘉代子さんの曲聴くと何度も思いますが、曲調が可愛く明るいのに、詩がよくよく聴くと針でじわじわ刺される。なのに、そこがどこか残酷、悲惨なものではなく、煌めいてるように感じる。

わたしはよく好きな曲に出会うと、満点の星空に海の上に浮かんでるイメージがパッと頭に浮かぶのですが、嘉代子さんの曲はまさにそのイメージが浮かぶことが多いのです。可愛くて悲しいのに美しくて素敵だ!


14.抱きしめたいの

お茶会のために作った新曲。頑張ってる自分、毎日が辛い自分、そんな自分を抱きしめてあげられるのは自分だけなんだという歌詞でボロ泣き。嘉代子さん、、良すぎる。嘉代子さんの曲は、働いてるときに聴くと、なにかと一人で闘いがちな自分を静かに鼓舞してくれる感じがとても好きなんですが、まさにそんな曲。「23歳」「泣き虫ジュゴン」とかも、絶妙な立場の人間目線でわたしのことを歌ってるの?!と思ってしまうくらい。この新曲はいつか音源となるのでしょうか…。


15.ミューズ→東京絶景

伊澤さんのおすすめでミューズを歌い始めたのに、「やっぱり歌えない〜〜〜練習してないから…」

せーのっ(小声)

\カワイイかよ〜〜〜〜〜〜!!!!/

とわたしの中で大歓声に。

東京絶景はたしかライブでは初めて聴けたので嬉しかった。歌い始めた途端に透明感のある透き通った世界が広がった。あと、嘉代子さんは歌い始める前に「ふんん〜〜んん〜〜」となにか、んふんふ呻いているんですが、わたしは歌に出てくる主人公を自分の中に降ろしているんだろうと思っています!!以前ツイッターで「曲の主人公たちがみんな幸せになるように」と言っていたのと、曲を書くときは実体験ではなく曲の主人公になりきるみたいなことをおっしゃっていたので…カワイイ〜〜か〜〜YO!!ごちそうさまでした。

 


-総括-

嘉代子さんのライブの空気感、席があるところや、お客さんはみんなちゃんと着席してみるところや静かな空気感、ライブやグッズのコンセプトと世界観がほんとうにドンピシャ。自然体なわたしの価値観やテンション感がとても落ち着くし大好きだ。もちろん、アイドルやバンド系ではKEYTALKフレデリックなど明らかにチャラついた音楽(これは褒めているんです!)が大好きな性分ではあるんですが、嘉代子さんはわたしの心に寄り添ってくれるし、嘉代子さんの歌はわたしの核である暗い部分に一緒にいてくれる歌なんだなと思った。歌詞が音楽がぐさぐさと胸に刺さって涙が出てしまうのは嘉代子さんとBrian the Sunだなぁ。来年もライブには絶対行きたいぞ!